月刊『潮』2月号で野村胡堂文学賞
受賞者による対談が実現!

潮出版社の発行する総合月刊雑誌『潮』2月号の特集「歴史から現代を見る」に注目!“対談 現代の閉塞感から開放される『三国志』の痛快さ”というタイトルを見ただけでも読んでみたくなります。しかも、この対談者が野村胡堂文学賞の受賞者となればなおさらです。塚本靑史さんは第2回目の受賞者で中国歴史小説の重鎮です。砂原浩太朗さんは第9回目の受賞者で昨年は『黛家の兄弟』で山本周五郎賞を受賞されるなど注目度の高い作家で共に日本作家クラブの会員です。

二人の人気作家による時宜に適したテーマの対談だけに知的エキサイティングにあふれています。塚本さん曰く「三国志後半は前半のような華々しさはありませんが、実は人間ドラマとしては興味深いエピソードが多いのです」。砂原さんは「『正史』と『三国志演義』を読み比べると、こんな風に脚色するのかと、小説家としてすごく勉強になります」と。雑誌は一つでも読んでみたくなる記事があれば買いたくなるものです。ご一読をお薦めします。
※『潮』2月号:A5判並製、本文302ページ(内カラー口絵16)、定価660円(税込)。

【書誌データ】

◆出 版 社

潮出版社

◆発 売 日

2023年1月5日

◆価 格

660円(税込)

◆雑誌JAN

4910018010235