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毎日文化センター講座
【新設】古代中国史の 『 故事成語』 前期
―「なりたちものがたり」―

中国史は日本史と違い、万世一系ではありません。王朝が代わると、支配者の姓も変わりました。
そのたびに、独特の逸話ができあがっていきました。それぞれの時代や国に関わる故事から、どのような言葉(成語)が生まれてきたかを、時代を追いながらお話しします。

◆講 師

塚本靑史(歴史小説家)

1949年倉敷生まれ大阪育ち。同志社大学文学部卒。
京都本社の印刷会社に勤務のかたわら、イラストレーターとしても活躍。
1978年&81年の『年鑑日本のイラストレーション』(講談社)に作品掲載がある。
1989年第11回小説推理新人賞(双葉社主催) 最終候補に残る。
1996年『霍去病』(河出書房新社)で文壇デビューする。以降、『呂后』、『項羽』、『王』、『光武帝』、『呉越舷舷』など中国史に取材した歴史小説を上梓。
2012年『煬帝』(日本経済新聞出版社)で第1回歴史時代作家クラブ作品賞を受章。
2014年『サテライト三国志』(日経BP社)で第2回野村胡堂文学賞を受賞。
2006年から毎年、ファンと中国史跡巡りの旅行を行っていた。コロナ禍の最中は中止。
現在、毎日文化センター及び神戸新聞文化センター講師。最新作は『趙雲伝』(河出書房新社)『深堀り三国志』(潮出版)。刊行予定は『姜維』(河出書房新社) 。塚本邦雄創刊短歌誌「玲瓏」の発行人。塚本邦雄賞(短歌研究社主催)顧問。

◆前期カリキュラム

古代史の曙《夏、殷、西周》の故事成語
「鼓腹撃壌」、「堯舜の治」、「桀紂の暴」、「麦秀の嘆」、「玩物喪志」、「柏舟の操」など

古代史の早朝《春秋時代》の故事成語Ⅰ
「宋襄の仁」、「怨骨髄に徹す」、「尾生の信」、「戦々兢々」、「薄氷を履む」など

古代史の早朝《春秋時代》の故事成語Ⅱ
「脣歯輔車」、「喪家の狗」、「一を聞いて」、「顰みに倣う」、「百年河清を俟つ」など

古代史の午前《戦国時代》の故事成語Ⅰ
「呉越同舟」、「寿ければ辱多し」、「蝸牛角上の争い」、「轍鮒の急」など

古代史の午前《戦国時代》の故事成語Ⅱ
「逆鱗」、「自暴自棄」、「蛇足」、「恙なし」、「庭訓」、「墨守」など

古代史の昼《秦漢時代》の故事成語Ⅰ
「国士無双」、「玉に瑕」、「天高く馬肥ゆ」
※内容が入れ替わる場合もございます。ご了承ください。

◆講 習 日

第3火曜日 10:30~12:00 前期6回/全12回

5月16日~10月17日[5/16、6/20、7/18、8/29、9/19、10/17]

◆受 講 料

18,480円(税込・6回分)

◆設備使用料

900円(税込・6回分)

◆資料代

360円(税込・6回分)

◆お申し込み方法

◇ご入会には、入会金5,500 円(税込・70 歳以上免除)が必要です。
会員証は3年間有効で、他講座受講も可能です。
定員に満たない時は、中止になる場合もあります。

◇入会金および受講料と所定の申込書を添えて毎日文化センター受付へ直接または郵便振替でお申し込みください。

◆お申し込み先

[毎日文化センター]
住所:〒100-0003 東京都千代田区一ッ橋1-1-1 毎日新聞社1階

電話:03-3213-4768
ホームページ:https://www.mainichi-ks.co.jp/m-culture/each.html?id=1446