一般社団法人日本作家クラブ(理事長・郷原宏)が主催しております第14回「野村胡堂文学賞」(株式会社「ファミリーマート協賛」)の受賞作品は、作家の中路啓太(なかじけいた)氏の歴史小説『木霊の声』(文藝春秋刊)に決定しました。
受賞作決定の公表日10月15日は、日本作家クラブの初代理事長を務めた野村胡堂(1882-1963)の誕生日です。授賞式は11月5日(木)午後4時より神田明神内の明神会館にて執り行います。
選考会は10月8日に日本工業倶楽部で開催され、元「オール読物」編集長の藤野健一氏、作家で第5回野村胡堂文学賞受賞者の熊谷敬太郎氏、当クラブの郷原宏理事長の三名の選考委員による合議によって決定しました。

◆中路啓太さんのプロフィール
1968年東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程を単位取得の上、退学。2006年『火ノ児の剣』(講談社)で第1回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し、作家デビュー。2010年『己惚れの砦』(文庫化の際『己惚れの記』と改題)で第31回吉川英治文学新人賞候補。2015年『もののふ莫迦』(中央公論新社)で第5回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞。2016年『ロンドン狂瀾』が第7回山田風太郎賞の候補。他の著書に『昭和天皇の声』『ミネルヴァとマルス 昭和の妖怪・岸信介』『新皇将門』などがある。
