神戸新聞カルチャー三宮KCC公開講座(オンライン配信対応講座)
始皇帝の出生の秘密
~始皇帝の母をめぐって~
『始皇帝の出生の秘密』というテーマからは、戦国時代における秦の地政学的な位置づけを見ねばならない。現在シルクロードと呼ばれているルートの、人と物品が移動した起点(終着地)が正にこの秦にあったのだ。この事と、始皇帝の父親とされる人物が、秦よりさらに東にあった趙(ちょう) 都の邯鄲(かんたん)にいた事とどうつながるのか?
講義の中で明らかにして、どのような紆余曲折から王になるかの謎を解いていこう。
◆日 時
9月4日(土) 10:30~12:00
◆参 加 料
3,520円
◆お申し込み先
お申し込みは神戸新聞文化センターのホームページまたは078-265-1100よりお電話にてお申し込みください
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※オンライン講座はお電話でのお申し込みを受け付けてはおりませんのでご注意ください。
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三国志入門
「三国志」は、大いなる誤解に満ちている。それは歴史書と、それを元に書かれた小説「三国志演義」が、綯い交ぜ(ないまぜ)になっているからである。それに、184年の黄巾(こうきん)の乱から晋の統一まで、ほぼ百年間あるはずの話が、234年に起こった五丈原(ごじょうげん)の戦いにおいて、諸葛亮が陣没する辺りで終わってしまう。それゆえ直後にやって来る邪馬台国は女王卑弥呼の使節の件も、一連の流れの一部だとは理解されていない。まずは、壮大な「三国志」の世界へ皆さんをご案内しよう。
◆日 時
10月3日(日) 10:30~12:00
◆参 加 料
3,520円
◆お申し込み先
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はじめての孫子
「孫子の兵法」とは、日常よく聞く言葉である。有名なアンチテーゼは、「三十六計逃げるに如かず」であろう。この戦術家が、どのような経緯から陣地の構築方法や策戦を編みだしていったか?その時代背景と、周辺にいた人物から考えてみたい。また孫子は、孫武(そんぶ)と孫臏(そんぴん)の二人がいると、つとに知られている。彼らには、血縁関係はあると見るのが定説だが、今回は、まず呉で活躍した孫武に焦点を当ててみたい。
それが丁度、春秋時代から戦国時代に変わるころと重なるのである。
◆日 時
11月6日(土) 10:30~12:00
◆参 加 料
3,520円
◆お申し込み先
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◆会 場
◆講 師
塚本靑史(歴史小説家)
1949年岡山県倉敷市生まれ。同志社大学文学部卒。
1995年から塚本邦雄創刊歌誌 「玲瓏(れいろう)」発行人。
1996年長篇小説『霍去病(かくきょへい)上/下』 で文壇デビュー。
2012年『煬帝(ようだい)上/下』で第1回歴史時代作家クラブ 作品賞受賞。
2014年『サテライト三国志上/下』で第2回野村胡堂文学賞受賞。
現在までに『始皇帝』、『孫子伝』、『則天武后』他著作は48冊。共著をいれれば50冊を超える。
2020年短歌研究社が「塚本邦雄賞」制定。顧問となる。